前歯矯正 iGOシステムによる部分矯正のメリット より多くの方の美しい笑顔のために

マウスピース型矯正治療法(iGOシステム)

GPのためのiGOシステム

iGOシステムとは?

これまで、アラインテクノロジー社の提供するマウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)のID取得には、矯正臨床経験5年以上という制約がありました。そのため、一般歯科に従事している先生方には敷居が高いものとなっていました。

この度、一般歯科医師向けにマウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)と同様のテクノロジーを駆使し、前歯の部分的な矯正治療の提供が可能になる、「iGOシステム」がアラインテクノロジー社によって開発されました。

このiGOシステムの一つの特徴であるケースアセスメント機能によって、症例ごとの治療診断が示されるためケースの判定可否に不安のあった先生でも安心して、患者様に勧めていただくことができます。

iGOシステムは前歯の部分的な矯正なので、全顎的なマウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)と異なります。それは動かせる歯の範囲(上下第2小臼歯間)と用いられるアライナーの枚数に制限があるということです。

iGOシステムとは?
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iGOシステム導入までの流れ

① カウンセリング

患者様の主訴(希望)をもとに矯正治療の相談を受けます。相談内容を聞き取り、iGOシステムに適応するのかを判断しましょう。iGOシステムは前歯を中心とした部分矯正なので、動かせる範囲が小臼歯間に限られます。患者様の主訴(希望)によっては適用できないこともあります。

iGOシステムではマウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)にない機能として、ケースアセスメントが用意されています。iphoneのアプリとしてアラインテクノロジー社から提供されたものです。患者様の写真をスマホで数枚撮影し、アップロードします。数分後、iGOシステムでの適応可否の結果が返ってきます。

カウンセリング ケースアセスメント イメージ

② 資料採り

iGOシステムを始める際に必要な資料を採得します。精密な型取りはシリコン印象または光学印象(iTero)を使用します。マウスピースを作るもとになる情報なので正確さが求められます。前歯の部分矯正治療でも印象は全顎的に採得する必要があります。口腔内写真と顔貌写真を撮影します。正中の位置、咬合の位置を確認するための資料となります。レントゲン写真も撮影します。セファロがない場合はパノラマのみの撮影で十分です。

iTeroイメージ

③ シミュレーション

マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)同様にPC上でのシミュレーションを作成します。マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)のクリンチェックと違い、動かせる範囲やステージ数に制限があります。iGOシステムは前歯の部分矯正なので奥歯まで動かすことはできません。そのため、シミュレーションも比較的簡易なものになっています。

患者様の主訴をもとに前歯の歯並びを調整してクリンチェックを修正します。

クリンチェックイメージ

④ セット

iGOを発注すると、マウスピースが作成され郵送されてきます。患者様にセットをして、治療が開始されます。しっかりと適合しているのか確認します。IPRやアタッチメントの必要があるときは、処置を行います。その後、定期的なチェックを行って経過を診ていきます。

iGOのイメージ

前歯 部分矯正のススメ

矯正治療を矯正科の先生にお願いされている医院も多いと思います。しかしながら今まで、症例によっては、これぐらいの症例は自分でもできるのではと思われた方も多いのではないでしょうか。

矯正の先生には全顎的な難易度の高いケースを任せ、ご自身で前歯を中心とした単純な叢生、空隙のケースや補綴前処置のための矯正治療を行うというような住み分けをされてもいいでしょう。

前歯を中心とした部分矯正は予測実現性(治療計画通りに歯牙の移動が行われること)も高く、全顎的な矯正よりも月単位の利益も高い傾向にあり、医院経営を支えるものとして機能します。

前歯矯正イメージ

他のマウスピース矯正との比較

これまで、前歯用の部分矯正装置としてアラインテクノロジー社以外のマウスピース矯正を手がけた先生もいらっしゃると思います。

近年では、多くの患者様のなるべく目立たない装置で矯正治療を行いたいという要望を背景に、多くのマウスピース型矯正治療法がリリースされており、今後も新しいマウスピース型矯正装置が世に出てくると思いますが、それぞれのマウスピース矯正装置には、メリット・デメリットがあります。

その中でiGOシステムにはマウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)と同様、クリンチェックという3次元的に歯牙の移動を分析するシミュレーションシステムがあります。このクリンチェックと共に、これまで治療が行われた多くの症例データを基に予測実現性が非常に高い矯正装置となっています。

他のマウスピース矯正装置の多くはテクニシャンが実際の模型をセットアップしてステップごとの装置を作成します。そのため、どうしても、人のさじ加減ゆえの不明瞭な要素が出てしまいます。それに対しiGOシステムではマウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)で行われた約600万症例(2018年8月現在)を基に最適な歯牙移動のためのアルゴリズムを用いた治療計画が立てられるため、不確実な要素を排除した予測実現性の高い治療を行うことができます。

また、iGOシステムではシリコン印象または光学印象を求められます。精密な印象から得られる歯牙データや光学印象による歯牙データ必要によって、より精密なマウスピースを作ることができます。他のマウスピースでは石膏模型の提出で十分なことが多いのが現状です。

iGOシステムとその未来

補綴とのコンビネーション治療

iGOシステムではシミュレーションによる正確且つ適切な矯正治療ができるために、補綴治療とのコンビネーションにも適しています。スペースを残して、ベニヤ修復やクラウン、インプラントなどの審美歯科治療への応用はより低侵襲でより良い結果が期待できます。

上顎2番が矮小歯のときに前歯の審美的改善を行う目的で、矮小歯と隣在歯の間に0.1㎜単位でスペースを残して終わることができます。前歯の審美的改善をより精密に回復することを可能にします。

iGOシステムは、日常臨床で先生方が理想とする包括的歯科医療を提供する一助となるでしょう。

補綴とのコンビネーション治療
iGO Smile

iGO SmileはiGOを導入している医院を探せるポータルサイトです。iGOは主に前歯の部分矯正に適応した矯正装置です。iGOシステムでは奥歯を動かすことができません。ご自身が前歯だけの矯正に適応しているのかを導入医院で確認する必要があります。ご興味のある方はお近くの医院を向けて相談してみてはいかがでしょうか。

前歯矯正 iGO Smile
iGO Smile